上位校生の採用、諦めるのはまだ早い!? スケジュール見直しとイメージ刷新が効果を生んだ例。

  • 新潟市エリア
  • 環境・エネルギー事業
  • 従業員数100名未満

当時抱えていた採用課題

全国規模の就職サイトを利用して広報活動をしてきたが、応募者数が伸び悩む状況が続いていた。『トラック運転』などの職務名から過酷な労働環境のイメージが先行し、エントリーに歯止めをかけていることが考えられた。
就職イベントにも参加しているものの、新卒採用においては後半戦にあたる日程ばかり。採用広報解禁から大幅に遅れを取る採用スケジュールで、既に就職活動の終息を迎える上位校生はターゲットから外れていた。

課題に対して行った提案

にいがた就職応援団ナビを活用し、「総合職」を強調して職種イメージの多様化を図ることを提案。自社のビジネスについて、学生の関心の高い「環境」を打ち出した。これが昨今の学生の地域貢献・エコ活動への意識向上にマッチ。就職サイトでの情報発信を通じ、『環境ビジネスのゼネラリスト』というポジティブなイメージを形成することに成功した。
就職イベントは早期からの出展を提案。採用市場において競争率が激しいとされる上位層の学生とも接触できる機会を設け、ターゲットを広げた。

その後の成果

エントリー数は確実にUP。早い時期から説明・選考会へと繋げてテンポよく内定まで運べた。従来からの採用ターゲット層に加え、上位校生をはじめ新しい層にも内定を出すに至った。
他社からの内定を受けて辞退が発生する可能性を考慮し、広報しえんより内定後のフォロー計画を提案。月1回、内定者を集めて懇親会を実施した。残念ながら辞退者もあったが、上位校生の中にも承諾者が残る結果となり、入社後の活躍に期待が膨らんでいる。