趣旨・ねらい
本研修は、接遇・ビジネスマナーだけでなく組織人として必要とされるコミュニケーションスキル、期待される役割と果たすべき責任について学ぶグループ制の実践型研修です。
「社会(組織)の中で生きる」とは、様々な仕事、様々な人間との関係の中で生きていくことが本質であると考えます。答えはひとつではありませんし、理想の答えもありません。新入社員に必要かつ重要なことは“自分で考え、答えを出し、行動していくこと”であり、更に結果を受け止めるメンタルタフネスも大変重要です。実習や演習を通して『学び方を学ぶ』ことを徹底して繰り返します。
プログラム内容
- 1.【1日目】
- ① コミュニケーションとチームワーク
[進め方/実習の実施 ⇒ 振り返り]
◯ コミュニケーション ◯ 納期と品質
② マナーと5S
◯ マナーと5S
● 身だしなみ ● 姿勢・あいさつ ● 言葉づかい・敬語 ● 電話
● 名刺 ● 訪問・応対 ● 職場での振る舞い ● 心の健康
◯ 信頼関係
- 2.【2日目】
- ① 上司からの指示《報告とメール》
[進め方/個人検討 ⇒ グループ検討 ⇒ 発表]
◯ 指示受け・報告 ◯ メール文書の基本 ◯ PDCA
② 仕事をする
[進め方/実習の実施 ⇒ 振り返り]
◯ 作業工程 ◯ 損益の仕組み
③ まとめ
※各コース共通
==講師プロフィール==
◎ A・Bコース
下平 英美 氏(人材開発研究所 代表)
1987年全日本空輸㈱客室乗務部入社、1991年退職後、トレーナーとして活動を始める。
1998年ファシリテーター認定資格取得(㈱プレスタイム)、コーチ認定資格(CTIジャパン)を取得。
南山大学人間関係学部星野・津村教授の指導のもと、C.O.D(組織開発)に基づいた人間関係トレーニングを主体としたマナー、コミュニケーション、マネジメント、フィードバック研修などを得意とする。
「主体性」「本質」「リアルな人間関係」を追求する研修スタイルであり、厳しいが温かい。行動変容させる技は白眉、との評価を得る。
◎ Cコース
澤 直美 氏(㈱オフィスキュー 代表取締役)
立命館大学卒業後、民間放送局に入社。アナウンサーとして勤務。1998年退職後、北陸の官公庁や企業、教育機関で講義を担当。北陸新幹線開業時には、地域の接遇力の底上げに尽力。人材育成、組織成長、電話応対、地域活性、ダイバーシティの推進などに携わる。
■ ㈱オフィスキュー代表取締役/フリーアナウンサー
■ アナウンススクール金沢代表
■ (公財)日本電信電話ユーザ協会 認定講師
■ 電話応対技能検定・電話応対コンクール・企業電話応対コンテスト審査委員
■ 厚生労働省高校生就職ガイダンス事業メイン講師
■ 国際ビジネス学院 ホテル&ブライダル専門学校 非常勤講師
研修の様子
参加者の声
- Aさん
- 「自分から行動に起こすことはパワーが必要で、1番難しい」ということが最も印象に残りました。
主体性を身につけることで得られる経験が増えることが身をもって分かり、背中を押された気分でした。
- Bさん
- 初めは自主的な行動ができず、周りの目を気にしていたのですが、研修を通して自主的・積極的に行動することができるようになりました。
口だけにならないよう行動に移します。
- Cさん
- 学生気分の延長であったことに気が付けました。
本格的に仕事が始まる前に気持ちを切り替えることができて大変感謝しています!
- Dさん
- 実践的であり、厳しい指導を多くいただき、常に緊張感を持って活動できる内容で大変良かったです。
実施要項
- 対象
- 2021年春入社の新卒社員の方(学歴・職種不問)
- 日時
- Aコース /2021年3月29日(月)30日(火) の2日間
B・Cコース /2021年4月5日(月)・6日(火) の2日間
09:30 ~ 16:45