趣旨・ねらい

これまでの社会人生活を丁寧に振り返ることにより、今後の更なる成長に向けた意欲を高めます。
また、他社の新入社員や先輩・上司のメッセージから、これまでの自己に対する客観視と目標設定を行います。　
《内容》
　① 観察するコミュニケーションについて
　② 積極的・自主的に働きかけるコミュニケーションについて
　③ 自己概念と受容について

プログラム内容

1．振り返り

① 強み　② 弱み　③ 今、やりたいこと　④「私マップ」を1人になり書きながら、丁寧に自分の成長を振り返る。

2．バーバル（言語）・コミュニケーション

断片的な情報をもとにチームで課題解決をする、やや難易度の高い実習。

3．組織の中のコミュニケーション

役割・他部門・役職のある組織をつくり、課題を達成する実習。組織の中での効果的なコミュニケーションとは何か、自ら働きかけるとはどういうことかを学習する。

4．フィードバック

小講義『自己概念と受容について』
事前に依頼をした先輩・上司からのメッセージを手渡す。
（職場での態度や仕事への取り組み姿勢、2年目に向けてのエール等）

5．これから（目標づくり）

先輩・上司からのメッセージをもとに、明日からの目標づくりを行う。
　
※ 先輩・上司の方からのメッセージを事前に作成していただきます。
　
　
＝＝講師プロフィール＝＝
下平　英美　氏（人材開発研究所 代表）
1987年全日本空輸㈱客室乗務部入社、1991年退職後、トレーナーとして活動を始める。
1998年ファシリテーター認定資格取得（㈱プレスタイム）、コーチ認定資格（CTIジャパン）を取得。
南山大学人間関係学部星野・津村教授の指導のもと、C.O.D（組織開発）に基づいた人間関係トレーニングを主体としたマナー、コミュニケーション、マネジメント、フィードバック研修などを得意とする。
「主体性」「本質」「リアルな人間関係」を追求する研修スタイルであり、厳しいが温かい。行動変容させる技は白眉、との評価を得る。

参加者の声

Aさん

　最近の業務で次工程への引継ぎの期限が迫ってしまい焦ることが多くあったため、今回の研修で工程表の役割や、自分自身の働き方を客観的に知ることができてよかった。

Bさん

　普段関わることのない他社の新人社員の方と関わることで1年目にどれだけ成長できているか比較することができ、同期として見習うべき点を多く見つけることができました。

Cさん

　意見を出し合い発見を得られる機会でした。文章作成や計画について改めて考えることができてよかった。

Dさん

　先輩・上司から1年目のフィードバックを受けることができたため、次の目標を定めることができた。自分を正面から見つめ直すいい機会になりました。